山岸歯科医院

〒388-8004 長野県長野市篠ノ井会234-3

診療案内
MEDICAL

予防歯科

予防歯科は、虫歯や歯周病などの口腔内の病気を未然に防ぐための歯科医療です。定期的なメンテナンスや適切なホームケアを通じて、健康な口腔環境を維持し、生涯にわたる歯の健康を守ることを目的としています。

予防歯科の重要性

予防歯科の主な目的は、虫歯や歯周病の発症を防ぐことです。これにより、痛みや不快感を避けるだけでなく、高額な治療費や長期的な通院も回避できます。また、健康な歯と歯茎は全身の健康にも大きな影響を与えるため、予防歯科は全身の健康維持にも貢献します。

セラミック治療

セラミック治療は、歯の美しさと機能を回復させるための治療法で、主に審美歯科や修復歯科の分野で利用されています。セラミック(陶材)を使用することで、自然な歯の色や質感を再現し、耐久性にも優れた治療を提供します。

セラミック治療のメリット

自然な美しさ

セラミックは天然の歯に非常に近い色調と透明感を持っています。そのため、治療後も自然な見た目を維持できます。

耐久性

セラミックは非常に硬く、長期間にわたり使用することができます。また、色が変わりにくく、長期間美しさを保つことができます。

親和性

セラミックは金属アレルギーの心配がないため、金属アレルギーの方でも安心して使用できます。また、歯肉との親和性が高く、歯周病のリスクも低減します。

セラミック治療の種類

オールセラミッククラウン

すべてがセラミックで作られたクラウンです。自然な透明感と美しさを持ち、特に前歯の治療に適しています。

メタルボンドクラウン

内部に金属フレームを使用し、外側をセラミックで覆ったクラウンです。強度が必要な奥歯の治療に適しています。

セラミックインレー

虫歯治療後の歯に詰めるセラミックの詰め物です。歯の自然な形を再現し、非常に自然な見た目を保ちます。

ラミネートベニア

歯の表面に薄いセラミックのシェルを貼り付ける治療法です。歯の色や形を改善するために使用され、審美的な効果が高いです。

入れ歯・義歯

義歯(入れ歯)は、失った歯を補うための人工的な歯のことです。義歯には、部分入れ歯と総入れ歯の2種類があり、患者様の歯の状況や希望に応じて選択されます。義歯は、咀嚼機能の回復、発音の改善、そして顔の外観の保持に大きな役割を果たします。

義歯の種類

部分入れ歯

部分入れ歯は、部分的に歯を失った場合に使用される義歯です。残存する自然歯にクラスプ(留め金)をかけて固定します。取り外しが可能で、歯を補う部分に金属や樹脂が使用されます。

総入れ歯

総入れ歯は、すべての歯を失った場合に使用される義歯です。上顎用と下顎用に分かれており、口腔内の形状に合わせてカスタムメイドされます。取り外しが可能で、安定感を高めるために吸着力を利用します。

インプラント義歯

インプラント義歯は、顎の骨に埋め込まれたインプラントを支えにして固定する義歯です。固定性が高く、咀嚼力も強くなります。部分入れ歯や総入れ歯よりも安定感があり、快適な使用感が得られます。

一般歯科

虫歯治療

むし歯治療は、歯にできた虫歯(う蝕)を除去し、修復することを目的とした治療です。虫歯は早期に発見し治療することで、歯を保存し、痛みや不快感を最小限に抑えることができます。

虫歯の進行

C1(虫歯になる前の歯)

歯の表面のエナメル質だけが溶かされた状態で、痛みはこの段階ではまだ感じません。エナメル質が虫歯になると、徐々に光沢がなくなり、触るとザラザラした感じになります。経過を観察し、まずはブラッシング指導など予防プログラムを含め、進行をとどめるよう働きかけます。

C2(痛みが出てくる虫歯)

虫歯の進行が象牙質に達した状態です。冷たいものを飲食した際に歯がしみる、痛むなど、自覚症状が出るようになります。そのまま放置していると歯の神経まで達してしまうので、これ以上進めないことが重要です。
虫歯の部分を削った後、薬剤を塗布し、コンポジットレジンを詰めたり、削る範囲が大きい時には、詰め物(銀歯やセラミック素材のインレー)を利用します。

C3(神経まで達した虫歯)

エナメル質、象牙質を溶かし、歯の神経にまで、虫歯が達した状態です。このまま虫歯が神経まで感染してしまうと炎症(歯髄炎)引き起こし、歯がひどく痛みはじめます。
歯の神経を抜いて、虫歯菌除去を行い、薬剤を詰める処置(根管治療)が必要になります。最後に治療箇所に被せ物をして、噛める状態にします。

C4(根本だけが残った虫歯)

歯の上の部分がほぼ溶けきっててしまい、歯の根だけが残された状態です。ここまで虫歯が進行してしまった場合は、抜歯するしかありません。こうなる前に早期発見、早期治療が重要になります。
抜歯した後は、状態に合わせてブリッジや入れ歯、インプラント等の治療方法があります。

歯周病治療

歯周病は、歯肉や歯を支える骨などの歯周組織に炎症が生じる病気です。初期段階の歯肉炎から進行して歯周炎になると、歯を支える骨が破壊され、最終的には歯が抜け落ちることもあります。歯周病治療は、歯周病の進行を止め、健康な歯周組織を回復することを目的としています。

歯肉炎

歯肉炎とは、歯周病の初期段階で、歯ぐきが赤く腫れ炎症を起こしている状態です。
早期段階で気づけば、予防治療で歯垢(プラーク)や歯石を除去し、患者様の歯に合わせた歯の磨き方を改善することで状態の改善が期待できます。

軽度歯周病

歯肉炎からがさらに進むにつれ、歯ぐきの炎症に加えて、歯と歯茎の溝(歯周ポケット)が深くなり、歯の土台となる歯槽骨が歯周病菌に侵されていきます。たまに歯を磨いた際に出血や冷たい飲み物などが口にするとしみたりするようになります。

中度歯周病

歯周ポケットが軽度よりさらに深くなってきている状態です。
日頃のブラッシングなどでは歯垢や歯石は取りにくい状況で、歯科医院でのクリーニングなどが必要です。
歯の根元の付着した歯石に手が届かない場合は外科処置により歯肉を開いて処置するケース(フラップオペレーション)もございます。

重度歯周病

歯を支えるのがほぼ難しいほど歯槽骨が溶けてしまった状態です。
歯が抜け落ちてしまう可能性もあります。
痛みや腫れに加え、歯ぐきを押すと膿が出たり、歯周病の毒素の影響で口臭もきつくなってきています。
当クリニックではできるだけ患者様の歯を残せるように努力いたしますが、最悪、抜歯が必要になるケースもあります。

小児歯科

小児歯科は、乳幼児から思春期までの子供たちの歯と口腔の健康を守るための専門分野です。成長とともに変化する子供たちの歯の発育や健康を適切に管理し、予防・治療を行います。小児歯科は、子供たちが生涯にわたって健康な口腔環境を保つための基盤を築く重要な役割を果たします。

フッ素塗布

初期の虫歯にはフッ素塗布も効果的です。 フッ素は歯を強化し、虫歯を予防する効果があります。
治療後の塗布に加え、フッ素入り歯磨き粉など合わせ使用することで、強い歯を形成し、虫歯予防に繋げられます。

シーラント

歳臼歯や乳歯の奥歯など複雑な形の歯には汚れなどが溜りやすい可能性があります。シーラントは奥歯の噛む面にある溝を樹脂で埋めることで、虫歯の予防に役立ちます。

審美歯科

審美歯科治療は、歯の機能を保ちながら美しい笑顔を実現するための治療です。歯の色や形、並びを改善し、自然で魅力的な笑顔を引き出します。審美歯科治療は、患者様の自信を高め、生活の質を向上させることを目的としています。
歯の色や形、並びにお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。

ホワイトニング

ホワイトニングは、歯の表面に付着した着色汚れや黄ばみを除去し、自然な白さを取り戻す治療法です。加齢や飲食物、喫煙などで変色した歯を、健康的で明るい笑顔に改善するための方法として、多くの方に利用されています。
ホワイトニングには、主に以下の2種類があります。それぞれの方法には特徴があり、患者様のライフスタイルや希望に合わせて選ぶことができます。

オフィスホワイトニング

歯科医院で行うホワイトニングです。高濃度のホワイトニング剤を使用し、短時間で効果を実感できるのが特徴です。

ホームホワイトニング

自宅で行うホワイトニングです。専用のマウスピースとホワイトニングジェルを使用し、毎日一定時間装着します。

インプラント

インプラント治療は、失った歯の機能と見た目を回復するための先進的な治療法です。人工の歯根(インプラント)を顎の骨に埋め込み、その上に人工の歯(クラウン)を装着します。
インプラントは、自然な見た目と高い機能性を提供し、健康な歯と同様の感覚で使用できます。

インプラント治療のメリット

1. 自然な見た目と機能

インプラントは、天然の歯とほとんど見分けがつかない自然な見た目です。また、しっかりと固定されるため、噛む力も十分に発揮できます。

2. 周囲の歯に負担をかけない

インプラントは、隣接する健康な歯を削る必要がありません。従来のブリッジ治療と異なり、周囲の歯に負担をかけずに独立して機能します。

3. 骨の吸収を防ぐ

歯を失うと、顎の骨が徐々に吸収されていくことがあります。インプラントは骨に直接埋め込まれるため、骨の吸収を防ぎ、顎の骨の健康を保つことができます。

4. 長持ちする

適切なケアと定期的なメンテナンスを行えば、インプラントは長期間にわたり機能します。耐久性が高く、長期的な投資として優れた選択肢です。

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